どうも、フケマスターズクラブ名誉会長のフケの伝道師、ヒロです。
誰でも不潔なイメージを持つ『フケ』
フケが頭にあったら嫌ですよね…。
他人の頭頂部にあったり肩に付いていたり、それを見るのだって嫌なものです…。
まさか自分にも気づかないうちにあったりするのでは!?
と不安になって確認した事…私はあります。(笑)
自分ではしっかりと洗っている!
美容院に行って、定期的にケアしている!
と思っていてもフケの原因となる根本的な知識が無くては、しっかりとケアが行き届いているとは言えません!
そこで、意外と知られていないフケと水・食べ物の関係性を、知っていただきたいと思います。
Contents
そもそもフケの原因とは?
フケはなぜ出るの?
不潔にしているから出るの?
じゃあ清潔にしていればフケは出ないの?
フケのイメージが『不潔』なばっかりに、『清潔』を保てばフケは出ない!
と思われがち…。
でも、違うんです!清潔にしていてもフケは出てしまうんです!
フケとは頭皮(地肌)から剥がれ落ちた角質です。
頭皮は顔や身体の皮膚とは別物だと思っている人は少なくありませんが、実は同じ皮膚で繋がっているんです!
毎日顔や身体を清潔にしていても、角質ケアが出来ていない部分は綺麗に見えなかったりしますよね?
例えばかかとが硬くなっていたり、顔がざらついて感じる事があったり…。
きちんと洗っている部分でも、ケアが行き届いていないという人はけっこういると思います。
頭部は意外とデリケートなのに、ほとんどの人が頭皮に気を使って生活を送ってはいません。
髪の毛で隠れてしまっている頭皮は、紫外線を浴びてダメージ受けていたり、ストレスの影響でかゆみを感じてしまったり、埃風にさらされて乾燥してしまったりと、ほぼ毎日なんらかの刺激を受けてしまっています。
刺激を受けた頭皮を守るために多く分泌される『皮脂』
その皮脂を餌にしてターンオーバーのリズムを狂わせてしまう『常在菌』
人によって水分量もターンオーバーの周期も違う『肌質』
この3つのバランスが崩れた時に、フケが出やすくなるとされています。
いくら清潔に保っていても、3つのうちどれかがズレてしまえばフケは出てしまうという事です。
水がフケの原因になる事も!
『水』といっても、いくつか種類がありますよね!
ダイエットにも良いとされ話題になった『水素水』や
コンビニや自販機で購入できる『軟水』や『硬水』
では、フケに繋がってしまう水とは一体なんなのか?
それは『硬水』と『塩素水』なんです!
日本の水のほとんどが軟水だから、そんなに心配ないと思いきや、ほとんどが硬水の海外へ行く人はどうでしょうか?
海外に行ったことのある人はご存知かと思いますが、日本との水の違いに驚かれませんでしたか?
海外へ行ったことない!行かないから大丈夫!
と思っている人もいると思います。
では、プールはどうでしょうか?
海外に行かなくても、プールだったら友人や家族と行かれたことのある人はいると思います。
プールに使用されているのは、知っての通り『塩素水』です。
普段私達が日常生活で使用している『水道水』にも塩素は含まれていまが、プールに使用されている塩素は水道水の10倍の量!
飲んでも大丈夫な水道水と比べて、10倍の量の塩素が入ったプールが、肌に影響を与えないわけがありません!
私も中学生の頃、水泳部に所属していたときは、フケに悩まされました。
『硬水』と『塩素水』がフケの原因となってしまう理由は?
『硬水』が頭皮に与える影響
ミネラル(銅・鉄・カルシウム)が多く含まれている硬水は、洗い流さなくてはならない石鹸カスやシャンプーなどを、綺麗に流すことが出来ずに残してしまう性質があるのです。
さらに硬水は、シャンプーや石鹸などの泡立ちが悪いため、しっかり泡立たせようと量を多めに使ってしまったり、強く擦ってしまったりといった、間違った洗髪を招いてしまうのです。
間違った洗髪は頭皮が乾燥し、皮脂を分泌させて常在菌が増加。ターンオーバーのバランスが崩れてしまい、剥がれやすくなった皮膚が落ちてフケとなります。
・頭皮に残ってしまった石鹸カスやシャンプーが、頭皮を刺激して荒れてしまう。
・間違った洗髪を繰り返し、頭皮を乾燥させてしまう。
これが、硬水が生み出すフケの原因です。
対策としては、ミネラル成分を除去してくれる浄水器やシャワーヘッドを付けて使用し、泡立ちが悪いと感じてもシャンプーは1回1プッシュにする事!
これだけで硬水による頭皮への影響は、大分軽減されると思います!
『塩素水』が頭皮に与える影響
消毒のために使われる塩素は、頭皮や皮膚に残りやすい性質を持っています。
よく洗い流したつもりでいても、目に見えない塩素を流しきれずに残ってしまっている事も!
頭皮に残ってしまった塩素を、長い時間そのままの状態にしてしまうと、肌質に関係なく影響が出てしまう場合もあります。
もともと肌が弱く、塩素に敏感に反応してしまう肌だとしたら、乾燥だけではなく様々な症状があらわれてフケが出てしまう事も!
・残留塩素が頭皮を乾燥させてしまう。
・塩素に弱い肌質の人は乾燥だけではなく、発疹、炎症、かゆみ、皮膚の剥奪が起こってしまう事もある。
これが、塩素水が生み出すフケの原因です。
対策は、プールに入る前にしっかりとシャワーを浴びる事!
水道水で充分に髪の毛をコーティングしてしまう事で、塩素から守る事が出来るので、プール前のコーティングを忘れないで下さい!
それから、プールに入ったあともすぐにしっかりとシャワーを浴びて、塩素水を洗い流しましょう!
家のシャワーヘッドを塩素除去が出来るものに変えてしまうのも良いですね!
それでもどうしても塩素が残ってしまっていないか心配な人は、ビタミンCの入っているものですすぐと良いそうです!
海外では、塩素から頭皮と頭髪を守るために『ビタミンCスプレー』というものが販売されているほど、ビタミンCは有効なんですね!
食べ物がフケの原因となってしまう理由とは?
紫外線やシャワーなどのように、直接頭皮に当たって刺激を受けてしまい、フケに繋がる…というのは分かります。
でも、一見フケとは関係なさそうな『食べ物』が、意外にもしっかり関係していたんです!
身体に入った食べ物は、腸から栄養を吸収して血液によって命にとって大切な順番で配分されます。
つまり爪や髪の毛、頭皮などは1番後回し!
きちんとした食生活が送れていなければ、頭皮や髪の毛にまで栄養が届かず、頭皮環境は悪くなりフケが発生してしまうという事です。
フケといっても『乾性のフケ』と『脂性のフケ』の2つに分かれます。
乾性のフケは、外部からの刺激によるものが多かったりしますが、頭皮の環境を良くしてくれるビタミンB6を活性化させるビタミンB2が不足して、発生してしまう事もあるようです。
脂性のフケは、文字通り脂質の摂りすぎによる、頭皮環境の崩れから起こるフケです。
脂っこい食べ物だけではなく、甘い物も皮脂に影響をもたらします。
何度も言いますが、頭皮も顔や身体と同じく『肌』です。
脂っこいものを食べ過ぎてしまったり、甘い物を夜遅くに食べてしまった次の朝、ベタつきやニキビが出来ていた…!
って経験ありませんか?
それは頭皮も同じなんです!
同じように多量の皮脂が分泌されてしまい、常在菌が頭皮環境を崩し、臭いとベタつきを加えてフケを発生させてしまいます。
フケが気になり始めたら、ビタミンC・ビタミンB6・ビタミンB2を意識していて摂取するようにするだけで、頭皮環境の改善になると思います。
他にもビタミンA・亜鉛・ビオチン・オメガ3脂肪酸なども、頭皮環境を整えるのに必要な栄養素として挙げられているので、これらも加えて取り入れていきたいですね!
といっても、不規則な仕事や食生活をすぐに改善する事は難しいと思います。
でも、これらのビタミンはサプリメントで手軽に摂取出来るので、不足している栄養素を購入してみるのも良いですね!
まとめ
・フケとは、角質の剥がれ落ちた皮膚であるという事を理解する!
・硬水と塩素水に気を付けて、シャワーヘッドを変えるなどの対策をする!
・食べ物はフケと密接な関係あり!サプリメントで不足しがちな栄養を摂取する!
『フケ→頭から出る→洗髪』と思われがちなこの流れを他の視点から見てみる事で、本当の改善に繋がるのではないでしょうか?
フケが出てるな…と思った時はまず体調を整えるように意識して、それからシャワーヘッドを変更したり、シャンプーやトリートメントなどのケアに移行しても良いかもしれませんね!
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